柿渋座2021

柿渋座2021について(一般開催は行いません)

今年の柿渋座は、新型コロナの感染拡大を受け、参加者を小国町内の子どもたちに限定して開催することにしました。

今年は柿が実る年でもあり、常連の皆さんをはじめとするたくさんの皆さんたちと楽しく柿渋座を開催したいと思っていましたが、昨年よりもずっと状況が悪化している現状では、広く公募しての開催は難しいと判断しました。大変残念ですが、どうぞご理解ください。

今年は、地域の子供会や美術部の皆さんと一緒に、来年に向けた柿渋を仕込んでおきます。その模様は、記録としてFBや柿渋座HPで報告しますので、ぜひご覧ください。
また皆さんと笑顔で集まれることを祈っています。

柿渋座@HOME 無事終了です

柿渋座 @HOME 2020 は、全国各所で総勢38名の方々が柿渋を使った作品作りに取り組まれ、無事終了することができました。ご参加頂いた皆様ありがとうございました。

柿渋座はこれまで、みんなで集まって共同作業することで、伝統技術を学ぶと同時に、参加者同士の交流が楽めるプロジェクトとして活動してきました。今年は新型コロナの影響により社会状況が変わり、善三美術館には集まらず、自宅でそれぞれ制作活動することに急遽変更しました。

誰もが初めて経験するこのような「答えのない」コロナ禍の状況では、自分自身で考えて、手探りながらも自分なりの答えを探すほかに道はないのかと思います。そして、答えは無いのではなく、「答えは一つでは無い」のであり、いくつもの正解があるのでしょう。

今回の柿渋座@HOME では、そのような思考実験が各家庭で行なわれ、成功失敗をそれぞれ経験しながら、完成作品として提出されました。そこには採点や評価という答えはありません。それぞれが自分なりの答え探しに向かったことに素晴らしい価値があるという意味で、今回開催した意義があったと思います。まことにありがとうございます。

たねもしかけも

台風ニモマケズ

台風10号により被害を受けられた皆様には心よりお見舞い申し上げます。

過去最大とも言われた台風10号でしたが、柿渋貯蔵小屋は幸い被害がありませんでした。渾身のロープ縛りによる台風対策が功を奏したのでしょうか。

みなさんと仕込んだ柿渋も順調に熟成しております。柿渋座@HOMEに向けて柿渋ボトルの発送準備中です。エントリーされている方はもうしばらく楽しみにお待ちください。

「柿渋座@HOME」のお知らせ

集まって楽しむ「柿渋座」の代わりに、今年はお家で楽しむ「柿渋座@HOME」を開催します。おうちで柿渋を体験し、できた作品を柿渋座HP上で公開しませんか。詳しくはこちらをご覧ください。参加条件は、10月31日までに作品写真やレポートを提供してくださる方(郵送またはオンラインで)。参加費は無料。老若男女どなたでも、国内どこにお住まいの方でもお申込みいただけます。たくさんのご参加お待ちしています。

柿渋座2020中止について

8月22日、23日に予定しておりました柿渋座は、新型コロナウィルス感染の状況を鑑み、両日とも中止することになりました。

お申込みいただき楽しみにしてくださっていた皆さんには、本当に申し訳なく思っています。なにとぞご理解くださいますようお願い申し上げます。

ただ、このまま終わりにするのはあまりにも残念だと思い、対面しなくてもできるような、今年ならではの柿渋座を開催するべく、現在内容を検討しています。

題して「柿渋座@HOME(仮)」

各ご家庭で柿渋を体験していただき、それをweb上で共有する、新しい形の「柿渋座」です。
例年とは違わざるを得ないこの機会が、これまで参加したくてもできなかった皆さんと新しいつながりを作る機会になるといいなと思っています。

詳細が決まり次第告知しますので、ぜひそちらにもご参加いただけたらと思います。

柿渋座2020

今年で3年目となる柿渋座。予定通り開催します。
(新型コロナ感染症の影響により中止しました)

今年も善三美術館の外壁に柿渋を塗りますが、使う柿渋は、おととし仕込んだ2番渋を使って仕込んだもの。ついに100%小国産の自家製柿渋です。さらに来年に備えて、町内で渋柿を採取して柿渋を仕込みます。柿渋座が理想とする良い循環が動き始めた感じがします。

今年は8月22日、23日の二日間。もちろん可能な部分のみの参加もOKです。お子さんでもほとんどの作業に参加できます。ぜひみなさんご一緒に参加いただいて、楽しいひと時を過ごしつつ等身大の使える技術を学びましょう!

今回参加特典として、希望者には去年仕込んだ自家製柿渋をプレゼントします! 500mlペットボトルをご持参ください。

8月22日(土)
 13:00-16:00 ベンガラ柿渋塗り・柿渋染め

 
8月23日(日)
 10:00-12:00  渋柿採り
 昼食タイム   お弁当かお店でランチ。ご自由にどうぞ。
 昼食後-16:00  柿渋仕込/柿渋仕上げ塗り

・参加費:大人500円 高校生以下無料
・準備物:飲み物、軍手、汚れてもいい服装(お持ちの方は以前の柿渋座で作ったユニフォーム)、染めたい方は染める素材(天然素材のもの)
・お申込  坂本善三美術館(9:00-17:00 月曜休館)
 電話:0967-46-5732
 メール:sakamotozenzo@gmail.com
 お名前、電話番号、参加人数、参加日をお知らせください。

※今後の状況次第では変更する場合があります。
※開催にあたっては、コロナウィルス感染症対策のため、三密を避けるなどの対策を行います。
※参加にあたってはマスクの着用をお願いいたします。
※今年は交流会はありません。
※宿泊される方は各自お手配ください。宿情報お知らせできます。お尋ねください。

柿渋座2019開催しました

今年も暑い盛りの8月24日(土)・25日(日)に柿渋座が開催されました。今年の柿渋座は、柿渋を塗る・染る・仕込むといった内容がぎゅっと詰まった2日間でした。

 

71107024_1755591734585491_8538818919194951680_o
はじまりのオリエンテーション

DSCN7902
作業内容の図解

DSCN7887
昨年小国町内で採取した柿渋「善三渋」

DSCN7888
昨年小国町内で採取した柿渋「善三渋」

DSCN7891
昨年八女立花で採取した柿渋「中尾渋」

DSCN7892
昨年八女立花で採取した柿渋「中尾渋」

DSCN7855
表面の膜や沈殿物をザルで濾す

DSCN7858
あいにくの天気の為、本館の縁側を塗ることに

71725815_1758442937633704_6903128629362819072_o
本館の床壁を「柿渋」のみで仕上げ塗装

DSCN7860
柿渋染めコーナー

71081520_1755597157918282_3423955238405537792_o
参加者持参の布物を柿渋につけて干す

71005105_1755596674584997_2134925335425187840_o
新たな技法「泡染め」を試す子供達

DSCN7862
初日の夜は参加者の皆さんと交流会

 

69892972_1755598387918159_6616019407179087872_o
二日目もオリエーテンションからスタート

70191587_703157760151729_808739412669104128_n
今年の渋柿は豊富な実なり

71232090_1755602111251120_8081503128073011200_o
上田チーム

69597843_703157926818379_7182507348500414464_n
下城チーム

71748416_1756682891143042_9005297649380753408_o
天空チーム

71111291_1758451187632879_471553998550204416_o70962951_1755603324584332_6809032226689253376_o70898018_1755604344584230_1129528093350821888_o70869837_1755604521250879_6276649095952072704_o

DSCN7863
ご覧の通り大量収穫!

70638924_703157500151755_4992667888373465088_n
持ち寄りご飯で豊かなランチタイム

71092324_1755604927917505_2376908689144545280_o
渋柿つぶしスタート

DSCN7870
叩く!

71398376_1758453010966030_6045740049117478912_o
叩く!

DSCN7878
持参のゆず絞り器で潰す

DSCN7836
渋柿の枝から製作した木槌

DSCN7984
渋柿の枝から製作した木槌

DSCN7873
潰した渋柿をプールへ

71812901_1758453700965961_5473467422503600128_o
去年の二番渋をプールへ

71133626_1758454190965912_1419392339486441472_o
二番渋に湧き水を追加

DSCN7883
仕込み完了

DSCN7884
仕込み完了

71185523_1755605574584107_7702819404932710400_o
釣りたての川魚の差し入れを味見する

72310699_1758456320965699_2972457581781450752_o
収蔵庫の柿渋塗り

DSCN7893
塗る!

71322390_1753605444784120_5051486108282519552_o
塗る!

71379003_1755606047917393_6066875729209982976_o
参加者の皆さんと集合写真

69459269_703157300151775_421077038921678848_n
後日、町内で追加採取させてもらう

 

 

DSCN7903
仕込み場全景

DSCN7906
一番渋仕込み完了、続いて二番渋の浸水

 

DSCN7978
一番渋表面、美しい菌の世界

DSCN7975
貯蔵庫に納めて無事終了!

 

 

 

今年もやります、柿渋座2019

2019e69fbfe6b88be5baa7e38381e383a9e382b7
昨年、坂本善三美術館を舞台に全5回開催した柿渋座を、今年はぎゅっと2日間にまとめた濃密なプログラムにしました。

昨年みなさんと仕込んだ柿渋の熟成が順調に進んだので、ついに今年は自家製柿渋で外壁を塗ってみようと思います。さらに来年に備えて、町内で渋柿を採取して柿渋を仕込みます。柿渋座が理想とする良い循環が出来てきました。

もちろん可能な部分のみの参加もOKです。お子さんでもほとんどの作業に参加できます。ぜひみなさんご一緒に参加いただいて、楽しいひと時を過ごしつつ等身大の使える技術を学びましょう!

今回参加特典として、希望者には去年仕込んだ自家製柿渋をプレゼントします! 500mlペットボトルをご持参ください。

 

●8月24日(土)
13:00-16:00 ベンガラ柿渋塗り・柿渋染め
19:00-21:00 交流会(会場:縁屋 小国町宮原)

●8月25日(日)
10:00-12:00 渋柿採り
昼食タイム お弁当かお店でランチ。ご自由にどうぞ。
昼食後-16:00 柿渋仕込/柿渋仕上げ塗り

・参加費:大人500円 中学生以下無料

・準備物:飲み物、軍手、汚れてもいい服装(お持ちの方は昨年のユニフォーム)、染めたい方は染める素材(天然素材のもの)

・お申込  坂本善三美術館(9:00-17:00 月曜休館)
電話:0967-46-5732
メール:sakamotozenzo@gmail.com
参加人数、参加日、交流会の出欠をお知らせください。(交流会は別途参加費が必要です)

※宿泊される方は各自お手配ください。宿情報お知らせできます。お尋ねください。

満たされた「間」

私たちは、モノとモノの間に広がる空間的な「間」や、建てられた時から解体されるまでの時間的な「間」など、様々な「間」の中に生きています。「間」には色や形が無いため、いつも空気のようにそこに漂っています。「柿渋座」では「柿渋」という即物的なモノを身体的に扱いながら、工夫や学び、喜びなどの生き生きとした活動で「間」を満たしていくことに挑んでいたような気がします。

柿渋は古くから生活のなかで多様に使われてきたお馴染みの素材、のはずでした。ところがリサーチすると、生きた技術としてうまく伝承されていない事が分かりました。手探りで進める中でこの辺りかなという塩梅を心得て、生きられた技術として私たちの手元に取り戻す事が出来たような手応えがあります。さらにメンテナンスという形で建築物に関わることで、モノに与えられた時間を我々で豊かに満たしていきました。

人々と美術をつなぐことを目指した展覧会シリーズ「アートの風」として「柿渋座」が開催されたことは、美術と建築、プロフェッショナルと素人の手仕事、古き良き時代と現代社会などの境界を緩やかに横断するきっかけとなり、空白の「間」を私たちの手で満たしていく喜びを与えてくれました。

柿渋座に集まられた参加者の皆さん、企画された学芸員の山下さん、細々とサポートされた美術館スタッフの皆さん、そしてこのような「間」を与えてくださいました坂本善三先生に感謝したいと思います。どうもありがとうございました。